結果発表
審査結果を発表いたします。
沢山のご応募ありがとうございました。

【 団体の部 最優秀賞 1校 】
蒲郡市立竹島小学校(愛知県) 188作品   全作品を見る
団体の部 最優秀賞 蒲郡市立竹島小学校の皆さん
蒲郡市立竹島小学校・内田李江子先生の受賞の言葉
団体の部で最優秀賞という大きな賞をいただき、驚きとともにたいへん感謝しています。牛乳パックから葉書を作る体験を子ども達にさせてあげたい。そして、なぜ牛乳パックを分別してゴミに出しているのか、また、普段何気なく使っている紙はどのように作られるのかを考えてみてほしいという思いで葉書づくりに取り組みました。見た目も描き心地もよい葉書を作るには、どのようにすればよいか研究を重ねました。子ども達は、「すごい!こうやって葉書になるんだね。」と、出来上がった葉書を見て喜んでいました。低学年は、夏休みの楽しかった思い出を膨らませて思い思いに描きました。高学年は、独自の発想を活かして繊細な表現を心がけて描くことができました。今回の受賞を機に、子ども達と環境問題について、もっと考えを深めていくことができたらいいなと思います。
講評
2年生、5年生、6年生の児童188名の作品群さくひんぐんです。丁寧ていねいかれたはがきは、1枚1枚に個性こせいがあり、各人かくじん一生懸命いっしょうけんめい作ったというのがとてもよく伝わってきました。
2年生の作品は、無邪気むじゃき純粋じゅんすい視点してんから夏休みの情景じょうけい上手じょうずかれており、また5、6年生の作品は、紙の表面ひょうめん質感しつかんを活かしながらくなどの各々おのおの工夫くふうが見られた点が評価ひょうかされました。
校長先生と内田先生
記念撮影
取材風景
祝辞

【 団体の部 優秀賞 2校 】
富士市立青葉台小学校(静岡県) 78作品
倉敷市立旭丘小学校(岡山県) 298作品

【 団体の部 特別賞 5校 】
さいたま市立常盤小学校(埼玉県) 26作品
川越市立仙波小学校(埼玉県) 75作品
八王子市立秋葉台小学校(東京都) 83作品
新居浜市立大生院小学校(愛媛県) 11作品
墨田区立第一寺島小学校(東京都) 22作品



【 個人の部 最優秀賞 1作品 】
野村 未来 さん  湖南市立下田小学校(滋賀県)
『かぶと虫とわたし』
個人の部 最優秀賞 野村 未来 さん
湖南市立下田小学校
野村未来さんの受賞の言葉
今回このような賞をいただくことができ、本当にうれしいです。牛乳パックでの葉書作りは初めての体験でした。何日も水につけたので思ったより時間がかかり大変でした。パルプ液はタプタプしていて、手を付けると気持ちがよかったです。そして紙すきはとても楽しかったです。手作りの葉書は和紙のように表面がざらざらしているので、かぶと虫の体のツルリとした感じを出すのに苦労しました。そして絵の具をぬると色がにじんで広がるのでおどろきました。けれど出来あがると、なんだか温かくてやわらかい絵になったので、とても気に入りました。賞をとれたことで大満足な夏休みになりました。ありがとうございました。
講評
かぶと虫を興味深々きょうみしんしん観察かんさつする野村さんの様子がよく伝わってきます。
はがき全面ぜんめんを使って自身じしん対象物たいしょうぶついた大胆だいたん構図こうずがとても印象いんしょう的な作品です。丁寧ていねいかれたはがきに、色味いろみ光沢こうたく上手じょうず表現ひょうげんされた生命感せいめいかんあふれるかぶと虫が見事みごとえがかれている点が高評価こうひょうかにつながりました。

【個人の部・優秀賞 6作品 】
1年生
2年生
半田 倫大さん
豊中市立千成小学校(大阪府)
『かずらばし』
寺田 紘華さん
北九州市立湯川小学校(福岡県)
『マリンワールド』
講評
奥行おくゆきを感じられる絵の構図こうずから、臨場感りんじょうかんのあるかずらばしの風景ふうけい存分ぞんぶんに伝わってくる見事みごとな作品でした。
講評
俯瞰ふかんした視点してんくことで、ペンギンを鑑賞かんしょうする人たちの楽しげな様子ようすがよく伝わります。また表情ひょうじょうまで丁寧ていねいかれていることも高評価こうひょうかにつながりました。
3年生
4年生
浅野 大喜 さん
秋田市立御所野小学校(秋田県)
『パッとさいた花火 』
洞野 愛美 さん
横浜市立東戸塚小学校(神奈川県)
『カヤックでバシャバシャしたらイルカきた』
講評
夜空に打ち上げられた花火が、絵具えのぐやクレヨンなど画材がざいを使い分け、かれています。手前てまえかれた人影ひとかげにより、花火の雄大ゆうだいさが一層いっそう引き立てられています。
講評
青色の濃淡のうたんを上手に使いながら、水面すいめんうつる影を表現ひょうげんすることで、透明感とうめいかんのある海を立体りったい的に見せています。楽しい夏休みの思い出が存分ぞんぶんに伝わってくる作品でした。
5年生
6年生
石井 瑛 さん
横浜市立中沢小学校(神奈川県)
『今日の収穫』
鶴賀 結葵 さん
守山市立小津小学校(滋賀県)
『涼しげな金魚』
講評
れたての新鮮しんせんな夏野菜が写実しゃじつ的にかれており、紙の質感しつかんあいまって野菜のみずみずしさが上手じょうず表現ひょうげんされている作品でした。
講評
紙抄かみすきの工程こうていで花をむなどの工夫くふうが加えられており、タイトル通りすずしげな金魚が元気におよいでいる場面ばめんがとても上手じょうずかれています。

【 個人の部 特別賞 10作品 】
 望月 あかり さん
静岡市立賤機北小学校(静岡県)
『わさび田で見つけた かに』
 丹下 朱凛 さん
 茅ヶ崎市立今宿小学校(神奈川県)
『フグといっしょにプップクプー』
 田中 快翔 さん
 秦野市立本町小学校(神奈川県)
『おさかなさん』
 山﨑 光将 さん
 平塚市立富士見小学校(神奈川県)
『耳がたこになる夏』
 荻田 咲和 さん
 尾張旭市立東栄小学校(愛知県)
『リーン、リーン、きれいな音』
 門脇 天音 さん
 倉敷市立旭丘小学校(岡山県)
『なかよし』
 田中 深冬 さん
 新居浜市立大生院小学校(愛媛県)
『いかだにのって』
 辻 彩音 さん
 相模原市谷口台小学校(神奈川県)
『今年もいっぱいしゅうかくしたよ!』
 川上 敬太郎 さん
 ひたちなか市立那珂湊第一小学校(茨城県)
『八さくまつり絵はがき』
 林 永眞 さん
 明石市立大久保小学校(兵庫県)
『むしめがねでみると』


[ コンクール事務局より]
 今年は全国各地ぜんこくかくちより 2308 名の児童から手づくりの絵はがきがとどきました。そこにかれている「夏休みの思い出」はどれも素敵すてきでとてもかがやいて見えました。そして皆さんが一生懸命いっしょうけんめい試行錯誤しこうさくごしながら絵はがきを作った頑張がんばりを感じ取ることができました。
 紙はリサイクルできる、ということは多くの人が知っていると思います。でも実際じっさいにどのような作業さぎょうをしてリサイクルしているのかまでは知らなかった人たちもいたはずです。
 このコンクールに参加し、絵はがきを作る作業さぎょうを通して、紙のリサイクルの仕組しくみをより深く理解りかいできたのではないでしょうか。
 夏休みの自由課題かだいや、環境授業かんきょうじゅぎょう一環いっかんとして当コンクールに取り組んだ学校も多く見受みうけられました。学校や家庭でのリサイクル教育の一助いちじょとなり、また手づくりの絵はがきを作る体験たいけんが子ども達の思い出となり、紙に親しみを持つきっかけとなれば幸いです。
 最後になりましたが、ご指導しどうくださった先生方、ご家族、地域ちいきの方々に感謝いたします。
 ありがとうございました。
応募作品群 審査風景 応募作品群 審査風景
第14回 手づくり絵はがきコンクール 応募作品と審査風景 (平成29年10月)