> 紙のあれこれ > 紙の歴史 > 木材パルプの発明以前
ヨーロッパでは、製紙法が伝わってからしばらくの間は、ボロきれなどを原料としていましたが、紙の需要が増えるにしたがいボロきれが不足するようになり、これに替わる新たな原料が求められるようになっていきました。
そして1719年。フランスの科学者レオミュールは、スズメバチが木の繊維から巣を作るのを見て、木材を原料に紙が作れるのではないかとひらめいたのです。
紙の博物館 提供