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製紙産業の現状

紙・板紙

緩やかな成長を遂げてきた紙・板紙の内需は、2000年にピークを迎えたあと一進一退の状態が続いていたが、リーマン・ショック後の2009年に大きく数量を落とし、それ以降もV字回復することなく、停滞・減少の傾向を示している。

2016年の生産は、紙・板紙合計で2,628万トン、前年比0.2%増と僅かながら前年を上回った。
この内、紙は,1471万トンの前年比0.8%減と3年連続の減少となった。衛生用紙は、生活必需品としての特徴に加え、一部インバウンド効果の恩恵も受け堅調に推移しているが、新聞用紙や印刷・情報用紙がICT化の進展や消費者の消費構造の変化等を背景に、減少傾向で推移している。一方、板紙は1,157万トンの同1.5%増と、段ボール原紙が堅調に推移していることを背景に、3年連続の増加となった。

2016年の紙・板紙の貿易動向は、輸入減、輸出増の傾向で推移した。
輸入は、紙・板紙合計で138万トン、前年比10.8%減と4年連続のマイナスとなった。中でも塗工紙は同22.6%減と、2012年のピーク時には98万トンあったがここ数年で大きく数量を落としている。
輸出は、紙・板紙合計で155万トン、前年比14.4%増と過去最高を記録した。紙では主力の塗工紙や上級印刷用紙、板紙では段ボール原紙の輸出が増加している。仕向地は中国をはじめとするアジア地域が中心となっている。

需要推移

紙・板紙内需

生産量の推移

生産量の推移

輸出入の推移

輸入
輸出